アトピー性皮膚炎にかかっていたときの事

昔、私はアトピー性皮膚炎に悩まされていました。
父親はアレルギー性鼻炎、弟たちも上の弟がぜんそく持ち、下の子が私と同じようにアトピー性皮膚炎と母親を除いてはアレルギー体質な家族です。
幼い頃は海外に住んでいて、海外にいた5歳くらいのときまではアトピーはなかったのですが、日本に帰国してからアトピーの症状が出てきました。
今思うと、発祥のきっかけは湿気が少なくカラッとした海外から湿気が多い日本に帰ってきた事で環境の変化に慣れなかったのと、肌がまだ敏感な頃に古い社宅に住んでいたことかもしれません。
小学校入学を前に私の腕と脚、間接の部分にアトピーが出始めました。物心つくかつかないか位の時期ですが、ものすごい痒みを我慢できなくていつも掻きむしってはいつも母親に怒られていました。ひどいときには関節部分だけでなく、腕・脚全体に広がってしまう事もありました。
定期的に皮膚科に通い、ステロイド剤と赤チンを塗り包帯でぐるぐる巻きにしていました。病院で処置をしてもらっているときも幼い私に取ってはストレスだったし、病院の臭いも苦手でした。
小学校に上がってからはやはり、腕と脚に包帯を巻いている姿は周りの同級生たちから好奇の目で見られる事が多く、つらかった記憶があります。
中学・高校時代になるとこれまで特にスポーツをする事もなかった私が、部活でバスケやテニスなどをするようになりました。アトピーの症状も少しずつ落ち着いてきました。腕の関節部分のアトピーはなくなり、夏の時期だけ思い出したかのように膝の裏に少しだけ出るような状態でした。
大学生になり、地元を出て一人暮らしをするようになってからは実家にいたときよりも食事の量が減るなど、食生活が大きく変わりました。その頃からアトピーの症状はほとんどなくなり、二十歳になる頃には完全に治りました。今では夏になってもアトピーが出る事もなくなったし、腕と脚もアトピーにかかったことがあるとは分からないくらいまでに回復しました。
一方、アトピー持ちの弟はまだ治らないどころか、かなりの重症になってしまいました。今も治療中ではありますが、一向に回復の兆しが見えてきません。
同じ兄弟で同じアトピーだったのに、私と弟とで何が違ったのでしょうか。弟は私以上に運動が苦手でいっさい運動はしないし、実家で相変わらずたくさん食べているし、やはり適度な運動と食生活の変化がアトピーの完治につながる要因だったのかなと思います。
適度な運動と食生活。健康維持のためにも、アトピーの治療のためにも大切なことですね。